日本語副専攻

日本語(副専攻)
体系的な学習と訓練を通して高度な中国語と日本語の運用能力を身につけ、中国語と日本語及び母語との通訳・翻訳能力を養います。
中国語の基礎知識を身につけ、中国と日本の社会事情や文化を学び、異文化理解力を備えた人材になることを目指します。
注目の科目

上級日本語総合Ⅰ

これまでに身につけた読解力、常用語彙、構文を基礎として、正確で自然な会話表現と文章表現の訓練をする。語彙力をさらに拡充し、表現の使い分けなどの運用能力、速読力、まとまった内容を表現する力を高めるとともに、さまざまな日本語特有の言語現象に関する理解を深め、日本語でのコミュニケーション能力を高める。

上級日本語リスニング&スピーキング

総合的な技能訓練を通して、日本語のリスニングとスピーキングの技能を高める。リスニングは、文、段落、文章の全体的な理解に重きを置いた訓練をし、スピーキングは、まとまった文章での表現力の訓練に重きを置く。
カリキュラム
到達目標必修科目
1年次中国語の正しい発音、基本文法を自分のものにして日常会話をマスターする。
レベル別のクラスで日本語を学習する。
● 初級中国語総合
● 初級中国語リスニング
● 初級中国語リーディング
● 初級中国語スピーキング
● 日本語総合Ⅰ・Ⅱ(留学生対象)
● グローバル人材育成
● 基礎キャリア形成
2年次比較的整った文章を構成する能力を身につけ、中国に関する知識と教養を理解する。
日本語の知識や語彙力をさらに高める。
● 中級中国語総合
● 中級中国語リーディング
● 中級中国語リスニング&スピーキング
● 日本語総合Ⅲ(留学生対象)
● 中級日本語総合
● 中級日本語リスニング&スピーキング
● 情報リテラシーⅠ
3年次円滑な中国語コミュニケーション能力を習得し、高度な日本語の運用能力を身につける。● 上級中国語総合Ⅰ
● 上級中国語スピーキング
● 上級日本語総合Ⅰ
● 上級日本語リスニング&スピーキング
● インターンシップ
4年次専門的な中国語と日本語の運用能力を身につける。
4年間の集大成となる中国語での卒業論文に取り組む。
日本語能力試験の到達目標はN2以上。
● 上級中国語総合Ⅱ
● 上級日本語総合Ⅱ
● 日中翻訳
● 現代中国事情
日本語副専攻の学生の声
中国語と日本語を同時に学べると聞いて、すぐに日本語副専攻に決めました。2言語を同時に学ぶことで、日本語と中国語にはそれぞれ独特の論理と思考方法があり、外国語を一つ学ぶことは世界が拡がることだと知りました。
どの授業も面白かったですが、特に印象に残っているのは「日本語総合」です。たくさんの日本語の文法的知識を身につけられたことはもちろんですが、日本語を使って自分の考えを表現する良い機会となりました。先生の教え方も分かりやすく、人柄もとても良いです。学ぶことが変わっても興味があれば、モチベーションを保ちながら学ぶことができます。北京語言大学で有意義な4年間を過ごしてください。(北京語言大学本校 卒業生)
高校生の時、日本語に興味があり独学でN1を取得しました。中国語にも興味を持ち、日本で中国語と日本語を勉強できる北京語言大学 東京校を選びました。将来は通訳の仕事をしたいです。日本語と中国語両方に興味がある人は、この大学で自分の夢を叶えてください。
日本語副専攻担当者の声
竹島 奈歩
竹島 奈歩
筑波大学/大東文化大学大学院外国語研究科日本語学専攻出身。大学時代から日本語教育を専門とし、日本や海外(台湾1 年、中国5 年)で日本語教育に携わる。日本語副専攻や「グローバル人材育成Ⅰ・Ⅱ」も担当。

日本語副専攻の授業では、以下の2つに重点を置いています。
① 自然な表現、自然な音、自然な意思疎通など、「自然な」日本語を身につけること。
② 「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく刺激して、「わかる」から「使える」日本語を増やすこと。多くの時間と努力が必要な作業です。しかし、やればできます!