中国世界遺産巡り5 泰山
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【世界遺産】泰山とは?中国五大名山の聖地で歴代皇帝が祈った場所【山東省】
こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は中国・山東省にある世界遺産「泰山」についてご紹介します。
中国五大名山のひとつ、泰山
標高1,514mを誇る泰山は、中国五大名山のひとつ。古代より「天と地をつなぐ聖なる山」として崇められ、歴代皇帝が国家統一を天と地に報告する「封禅の儀」を行ってきました。 山中には祠・廟・宮殿建築が点在し、全長9kmの登山道には6,293段の石段が続きます。山頂からのご来光や夕日を目当てに、毎年多くの観光客が訪れています。
封禅の儀とは?皇帝の権威を示す神聖な儀式
「封禅の儀」は、天に感謝を捧げる「封」と、地に感謝を捧げる「禅」を合わせた儀式。皇帝がその地位を天と地に認めてもらうための重要な儀式でした。最初に封禅の儀を行ったのは、秦の始皇帝とされています。泰山はまさに「皇帝の聖地」と言えるでしょう。
世界遺産のなかの世界遺産
泰山は1987年にユネスコ世界遺産に登録されました。その際、世界文化遺産の登録基準6項目すべてを満たした数少ない遺産のひとつです。さらに、自然遺産の基準「類まれな自然の美や美的要素を有する地域」にも該当し、文化と自然の両面で価値を持つ「世界複合遺産」として認定されています。世界遺産のなかの世界遺産、それが泰山です。
動画でさらに深く学ぼう
泰山の歴史や文化的背景について、世界遺産検定が配信する動画もぜひご覧ください。登山ルートや建築物の解説など、現地を訪れる前に知っておきたい情報が満載です。
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