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【職員の独り言】チャイナドレスのなぞ

中国語・中国文化





今日は「チャイナドレス」について。

中国の服をイメージすると必ず「チャイナドレス」がでてきますよね。立て襟でスリットの入った女性の定番中国服。しかし「チャイナドレス」は和製英語で、中国語では“旗袍 qípáo”(チーパオ)と言います。


チャイナドレスの起源
現在中国で一番多いのは漢民族ですが、16世紀は満州族が支配していました。満州族は、もともと騎馬と狩猟を生活の中心としていたため、長衫(チャンシャン)/長袍(チャンパオ)という防寒性・動きやすさを備えた長いローブ型の服を伝統的に着用していました。これらの服が起源となり、チャイナドレスに発展しました。


チャイナドレス(旗袍 qípáo)
満州族による清朝が倒された後、上海を中心に西洋文化が入り込み、婦人服にウエストを絞るタイトなシルエットや高いスリットが取り入れられました。これにより、単なる民族衣装から近代的ファッションドレスであるチャイナドレス(旗袍 qípáo)へと変化し、裕福な階層や都市の中産階級・知識人層を中心に広まりました。


中華人民共和国が成立後、チャイナドレスは一時廃れますが、改革開放後に民族衣装・礼服としてチャイナドレスは復活し、今では様々な人に親しまれています。









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