【職員の独り言】派手好きのなぞ
中国語・中国文化

こんにちは、事務局の中の人です。
今日は「派手」について。
赤や金で飾る理由を前回説明しましたが、それでもなお色の使い方が派手な気がします。日本だとさりげなく色を使ったり、ポイントカラーにしたり、様々な色の中のひとつとして、アースカラーの中の差し色として強い色を使いますね。しかし中国では、赤! 金! 派手! 目立つ! 主張する!に力を入れているように思います。政府が赤にしなさいといってるルールの中でどうやって遊ぶか、どこまで派手にできるかというのもあるでしょう。しかし最もわかりやすい理由は、目立たせたいから?
いろいろ調べたり聞いたりしていると、どうやら国土に由来しているのかもしれません。日本は小さいので目立たせなくても良い、主張しなくてもわかってもらえる風土にあります。ところが中国は広すぎる大きさと人口なので、その中で目立たないと意見も言えない、主張もできないことになってしまいます。都心部では人口が多い、田舎は建物が少なすぎる、そんな中でしっかり自分はここだ!と主張することはとても大事。それが派手さに繋がっているのではないか?という仮説があって、なるほどな、と思いました。
看板は派手な方がいい、山では目立つ色の方がいいのと一緒で、主張しなくてはならない文化が根底にあるのですね。
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