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【職員の独り言】簡体字のなぞ 1

中国語・中国文化





こんにちは、事務局の中の人です。

今日は簡体字について。

初めて簡体字を見た時には、漢字のようでいて漢字のようでない、判るものもあれば判らないものもある、不思議な感覚になりました。

慣れると楽ですし、日本語の漢字で書いているのが煩わしくなってきます。便利だなと思って使っていますが、果たしてなんで簡体字が存在するのでしょうか?

もちろん漢字は中国から日本に伝わってきたものです。しかし現代中国ではそれを略したものが使われている。しかも台湾・香港ではもっと複雑な繁体字が使われている不思議。


もともと、漢字オリジナルとしては、台湾・香港で使われている繁体字なのです。

しかし中国という広大な土地では充分な教育がいきわたらせることができず、識字率はとっても低かったそう。

それを悩んだ魯迅は、「漢字が複雑すぎるのが悪いんじゃないか?」と考えたわけです。パソコンもない時代に面倒な漢字を書きたくないのは当然のことですね。


そのさらに上を考えていたのが毛沢東。「いや、そもそも感じじゃなくてローマ字表記の方がいいのでは?」と考え、ピンインを発明します。その、準備段階として簡体字が用意され、それが現代に生き残っているんですね。

なので、毛沢東の理想としては、ピンインだけの中国が、最終形だったわけです。

日本でいうと、ひらがなだけしか存在しない?? いや、Ro-maji Hoyuki dake でしょうか?

うーん、、、










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