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中国世界遺産巡り52 良渚古城遺跡

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は浙江省杭州の世界遺産、良渚古城遺跡についてご紹介します。


古代都市文明
「良渚」は「美しい水の洲」を意味します。 瑶山(ようざん)遺跡、2つのダム、都市遺跡の4つのエリアで構成され、中でも良渚古城は、長江下流地域で新石器時代に都市文明を持っていた初期国家でした。世界史で習う黄河文明よりも前に長江文明があったのではないか?、それが本当なら「中国4000年の歴史」という定型句が「5000年」に代わるかもしれない、そんな、中国の中でも可能性がある遺跡なのです。



中国初期の階級社会
敷地内の墓地からは異なる埋葬方法が発見され、小さな集落ではなく、階級社会による都市国家に発展していたことが伺えます。さらに水の都だけあって、水利システム、稲作技術の跡も発見されており、組織だった集落であったことが裏付けられています。


洪水による崩壊
しかしその灌漑システムも自然の力には及ばず、大規模洪水によって、都市が崩壊。この地で暮らしていた人たちが北へ移り、黄河文明へと発展していったのではないか?という説もあります。世界4大文明以前の中国もこうしてトライ&エラーを繰り返して大きくなっていったのですね。




この記事は浙江省杭州の世界遺産、良渚古城遺跡についてのご紹介でした。

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