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中国世界遺産巡り37 泰山

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は山東省の世界遺産、泰山についてご紹介します。


五代名山の一つ
泰山は中国五大名山の一つ,標高1514 メートルの山です。古来、歴代の中国皇帝たちが国家統一を天と地に報告する「封禅の儀」を行なってきた場所でもあり、いたるところに多数の祠や廟、宮殿建築が点在しています。全長9km にも及ぶ登山観光道路は6293 段の石段でつくられていて、山頂からの日の出や日の入りを鑑賞するために、毎年多くの観光客が訪れます。


封禅の儀
詳細は不明ですが、山頂で天に感謝の気持ちを伝えるのが「封」、ふもとで大地に感謝の気持ちを捧げるのが「禅」といわれ、合わせて「封禅の儀」といい、皇帝の地位を盤石にするための大切な儀式でした。秦の始皇帝が封禅の儀を行った最初の皇帝だとされています。


世界遺産のなかの世界遺産
860 件以上ある世界文化遺産のなかで、その登録基準6項目全てを満たしたのは、泰山のほかには2 か所しかありません。泰山はさらに世界自然遺産の登録基準「類まれな自然の美や美的要素を有した自然現象、または地域を含むもの」も満たした世界複合遺産で、泰山は世界遺産のなかの世界遺産といえるでしょう。



この記事は山東省の世界遺産、泰山についてのご紹介でした。

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