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中国世界遺産巡り28 コロンス島

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は福建省の世界遺産、コロンス島についてご紹介します。


波が太鼓を叩く
コロンス島は、上海と香港の間にある福建省の厦門に浮かぶ島です。潮の満ち引きで波が岩にたたきつけられ、太鼓のような音が響き渡り、鼓浪屿と呼ばれるようになったといいます。「コロンス」とは、福建省などで使われる閩南語の発音に基づいた表記です。


万国建築の博物館
厦門は、アヘン戦争後に南京条約で開港を迫られた港の一つです。開港後、コロンス島は外国人がたくさん居住する共同租界地となり、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オランダ、日本などの中国との貿易に群がった列強国は、領事館や学校、病院、教会などを建設しました。このような歴史を背負ったコロンス島では、多様な文化が入り混じった独特の風景をあちらこちらに見つけることができます。


音楽の島
コロンス島の別名は「音楽の島」「ピアノの島」です。租界だった頃から西洋音楽が盛んだったこの島では、今もピアノが盛んで、音楽学校もあります。実は、コロンス島では自動車が禁止されているので、街はとっても静か。散歩していると、あちこちからピアノの音が聞こえてきます。



この記事は福建省の世界遺産、コロンス島についてのご紹介でした。

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