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中国世界遺産巡り22 三江併流

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は雲南省の世界遺産、三江併流についてご紹介します。



三つの大河
「三江并流」とは、三つの河が平行に流れている、という意味です。その三つの河は「金沙江Jīnshā Jiāng」、「澜沧江Láncāng Jiāng」、「怒江Nù Jiāng」といい、それぞれ、長江の上流、東南アジア最長のメコン川の上流、チベットを源流としてミャンマーとタイの国境を流れるサルウィン川の上流を指します。この三つの大河の上流が、3,000mを超える峡谷や6,000m級の山を勢いよく流れています。



遺伝子の宝庫
独特で多様な地理条件は、多様な自然環境をもたらし、「遺伝子の宝庫」と称されるほどの多様な動植物が生息し、動物は791 種(内198 種は中国固有種)、植物は約6000 種(内約2700 種は中国固有種)が確認されています。キンシコウやカモシカなど絶滅の危機に瀕したものも多く生息し、保護されています。



多民族共生
この地域は、中国で最も多様な少数民族が暮らすエリアでもあります。チベット族、傈僳( リス) 族、怒( ヌー) 族、ナシ族、白( ペー) 族などが、独自の伝統や生活習慣を守って共存する、多民族共生の地域です。グローバル化が進み、民族・文化間の衝突が絶えない現代、彼らの暮らしから学ぶことは多いかもしれません。

この記事は雲南省の世界遺産、三江併流についてのご紹介でした。

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