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中国世界遺産巡り15 蘇州古典園林

中国文化
こんにちは、北京語言大学東京校です。

今回は蘇州市の世界遺産、蘇州古典園林についてご紹介します。

中国世界遺産



水の都 蘇州

古代より街に張り巡らされた水路、その水路を縫うように移動する船……

蘇州は、イタリアの商人マルコ・ポーロに「東洋のヴェネツィア」と称賛された水の都です。

「上有天堂,下有苏杭Shàng yǒu tiāntáng, xià yǒu sū háng …天に楽園あり、地に蘇州・杭州あり」などと言われるように、蘇州は中国の中でも特別に愛されていました。

中国世界遺産



わび?さび?

蘇州に地元の名士たちは私財を投じて個人庭園を作りました。

それらは、皇帝が建てた北京の壮大で華美な頤和園などとは対照的に、日本のわびさびを思わせるような繊細な造りが魅力的です。

蘇州には、このような庭園が200 以上あり、そのうちの9 つが世界遺産に登録されています。

中国世界遺産



深遠な哲学

日本庭園にも哲学があるように、蘇州の庭園にも深遠な哲学があります。

つくり手は細部まで気を配り、テーマに沿って、それぞれの世界観を閉じ込めています。

庭園を訪れる際には、事前に「三境」という中国庭園の考え方、「换景」「障景」「借景」「框景」などの庭園技巧について調べておくとより一層楽しめると思います。

が、予備知識なしでぼーっとするのもオススメです。

中国世界遺産


この記事は蘇州市の世界遺産、蘇州古典園林についてのご紹介でした。

こちらの動画もぜひ。











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