中国世界遺産巡り12 龍門石窟
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は洛陽にある世界遺産、龍門石窟についてご紹介します。
400 年かけて……
敦煌莫高窟の莫高窟、山西省の雲崗石窟と並ぶ、中国三大石窟の一つです。
493 年に洛陽に遷都してきた北魏から唐代に至るまで約400 年にわたって造営され続けられました。
断崖絶壁の南北1km にわたって、高さ17mの像から、わずか2 ㎝の像まで、10 万体余りの仏像が並んでいます。
自分がモデル?
写真は、龍門最大の盧舎那大仏です。
「盧舎那」はサンスクリット語で、「智慧と光明があまねくいきわたる」という意味です。
残酷な悪女として名高い唐の女帝則天武后が自らの功徳を称えるために、自らの化粧品代2 万貫を寄進し、自分に似せた仏像を造らせたと言われています。
2 万貫っていくら?
当時と現代では経済の仕組みも貨幣単位もまったく違うので単純な比較はできませんが、いろんなことを無視しておおざっぱに計算してみましょう。
「白絹2 反が1 貫」という当時の記録と、「白絹1 反=平均約2 万円」(某オンラインショップより)という現代の相場をもとに考えると、1 貫=4 万円となり、2 万貫=4 億円……。
建設費に4 億円なら理解できますが、化粧品代に4 億円とはちょっと思考が追いつきません。
この記事は洛陽にある世界遺産、龍門石窟についてのご紹介でした。
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