中国語活用 ホスピタリティ講座開講~前編~
イベント
北京語言大学東京校ではキャリア教育の一環として、外部講師をお招きした特別講座を開講しています。今回少人数制のホスピタリティ講座を開講するにあたり、毎年航空業界に優秀な人材を輩出しているインターナショナルエアアカデミーより、永江理恵先生、三橋有砂先生が担当してくださることになりました。


全10回を通し、エアライン業界だけでなく、ホテル業界、ブライダル業界などサービス業界やインバウンドに特化した業界への就職を目指します。
受講学生が一流のおもてなしマナーを身につけ、成長していく様子をお届けしたいと思います。
●インターナショナルエアアカデミー理事長 永江靜加先生による講話
現代のホスピタリティ業界において求められる6つのキーワードについてお話いただきました。第一印象でいかに好印象を与えられるか、基本の挨拶や「傾聴法」など、熱のこもった授業に学生たちは真剣に耳を傾けていました。

●就職活動のための魅力学6原則
マスク着用が当たり前になった今、相手にわかるように「自然で素敵な笑顔」ができますか?好印象を与えられる丁寧な言葉遣い、美しいお辞儀ができているでしょうか?ここでは普段の自分と向き合って「就職活動の自分」を発見していきます。トレーニング方法も教えていただき、実践練習を行いました。
この授業以降、授業開始、終了の号令時のお辞儀は見違えるようになりました!


●サービス業界のヘアメイク、リクルートスーツチェック
女性が就職活動を行う上で、メイクをすることはマナーだと言われています。「おしゃれ」は自分のためにするものですが、「身だしなみ」は違います。就職活動ではどんなメイクが好まれるのか?また、男女ともにリクルートスーツの着こなしや、好印象を与える髪型まで徹底的に外見を磨く方法を学びました。翌週にはそれを各自実践し、身だしなみを整えて授業へ。先生は頑張ってきた学生を誉めつつ、厳しい指摘もしてくださいました。学生たちはすぐにメモして次回へ活かします。


●入退室時の立ち居振る舞い(面接対策)
慣れない面接の場では、つい声が小さくなりがちです。まずは大きな声で挨拶をすること。更に気を付けるのはお辞儀や座り方だけではありません。ドアをノックする強さ、速さ、ドアの開け方、閉め方、一つ一つの所作まで細かくご指導いただきました。もちろん、これが出来ていないから採用されないということはありませんが、より良い印象、強いインパクトを残すことができるかもしれません。できるまで、何度も練習していただきました。


ここまでが前半の内容でした。
先生方はいつお会いしても華やかで、きらきら輝く素敵な方々ですが、授業中は笑い声がたくさん聞こえてきて、学生がリラックスして受講していることが伝わってきます。
授業だけでなく、たとえば「お化粧室が乱れていたら次に使う人のことを考えてきれいにしてみましょう。ごみが落ちていたら拾いましょう。あなたの頑張りは、どこかで誰かが必ず見ています」当たり前ですがなかなかできない、日々の心がけを話してくださったとき、私も頑張ろう!と思えました。授業後はなんだか元気に、前向きになれる、そんな授業です。
●受講学生の声
◇私はホテル業界を目指しています。姿勢や声の出し方が特に変わったと感じています。これからも頑張ります。
◇就活に向けて何かしなきゃと思って受講しました。やらなければならないことがたくさんあると気づき、危機感を持っています。
◇私は日本のエアライン業界についてもっと理解を深めたいと思って受講しました。色々と勉強するうちに、自分に自信が持てるようになりました。
全10回終了時の学生の成長が楽しみです。
また後編でご報告したいと思います。