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北京の地下鉄発展事情

北京便り
大家好~

皆さんは海外に行った時、地下鉄に乗ったことはありますか?
短期旅行やツアー旅行であればバス、タクシーに乗ることが多いと思いますが、
地下鉄は小回りも聞きますし移動コストを抑えることができます。
今回は北京地下鉄について簡単に紹介したいと思います。


日本では1927年に現在の東京メトロ銀座線が開通され、
浅草⇄上野間が開通されたのが初めての地下鉄開通と認定されており、
北京地下鉄は日本から遅れて42年後、1969年に開業された中国最初の地下鉄です。

当初は北京地下鉄1号線、2号線のみ開通していました。
その後、中国の経済発展と共に地下鉄路線が拡大されていき、
現在では24路線が開業されています。
首都圏の地下鉄ですが、東京や大阪のように一駅間の間隔は短くなく、
現在開通している路線の営業キロ数を足したら約800キロ近くにもなる巨大な地下鉄であり、
走行場所は北京市の12市管轄区及び新しく開設された大興空港がある河北省廊坊市広陽区まで網羅しております。
※東京メトロの総営業キロ数は195キロなので、約4倍の差があります。

(出典:北京地铁Wecaht公式アカウント)


地下鉄を利用するユーザーも数多く、2014年以降は平日1日の平均輸送量は1000万人を超えています。
現在では世界一輸送量の多い地下鉄駅と言われており、ピーク時には東京都の人口(約1300万人)
を1日で記録したこともあります。

地下鉄に乗る際は交通カードを購入するか、券売機でチケットを購入する必要があります。
交通カードは窓口で購入するか、現在では携帯にも電子カードをインストールすることができます。


※私が昨年北京へ渡航していた際の行動履歴やチャージ履歴が残っています。







切符の値段ですが、2014年12月まではどこに行くにも料金は一律2元でした。
しかし値段改定に伴い、現在では6キロ圏内で3元、12キロ圏内で4元、
22キロ圏内で5元と、距離によって価格が変動する制度になりました。
2元の時と比べたら多少割高感がありますが、日本と比べたら大幅に安いですね。

ちなみに北京語言大学の最寄り駅は、地下鉄13号線の「五道口」駅及び地下鉄15号線の
「六道口」駅になります。北京にいらした際は是非とも地下鉄で本学北京本校までお越しください!