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北京の地下鉄発展事情

北京便り
大家好~

皆さんは海外旅行中に地下鉄を利用したことがありますか?
短期旅行やツアー旅行ではバスやタクシーを利用することが多いかもしれませんが、
地下鉄を利用している人は多くないと思います。

地下鉄は小回りがききますし、移動コストも抑えられる便利な交通手段です。

今回はそんな北京の地下鉄について紹介したいと思います。


北京地下鉄の歴史


日本では1927年に現在の東京メトロ銀座線が開通され、
浅草⇄上野間が開通されたのが初めての地下鉄開通と認定されています。

これに対して、中国最初の地下鉄である北京地下鉄は1969年に開業しました。
当初は1号線と2号線のみが運行されていましたが、中国の経済発展と共に路線は拡大し、
現在では27路線が運行されています。
 
(左)1号線 (右)2号線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


北京地下鉄の路線と規模


北京の地下鉄は首都圏をカバーし、北京市の12市管轄区及び新設された大興空港がある
河北省廊坊市広陽区まで網羅しています。
現在、全ての路線の総営業キロ数は約800キロに達しており、
これは東京メトロの総営業キロ数(195キロ)の約4倍になります。



(出典:北京地下鉄wikipedia)


北京地下鉄の利用者数と特長


北京地下鉄の利用者数も非常に多く、2014年以降は平日の1日平均輸送量が1000万人を超えています。
世界で最も輸送量の多い地下鉄の一つであり、ピーク時には東京都の人口(約1300万人)に匹敵する
利用者数を1日で記録したこともあります。


北京地下鉄の乗車方法


地下鉄に乗る際は交通カードを購入するか、券売機でチケットを購入する必要があります。
交通カードは窓口で購入できるほか、現在では携帯にも電子カードをインストールすることができます。




※私が昨年北京へ渡航していた際の行動履歴やチャージ履歴が残っています。







北京の地下鉄の乗り方については、こちらのYoutubeにて詳しく紹介されているので、
「北京に行くけど、地下鉄の乗り方が分からない・・・」という方はこちらを参考してみてください。




北京地下鉄 切符の料金


2014年12月まではどこに行くにも一律2元という料金でしたが、
値段改定により現在では距離によって料金が変動する制度になっています。
例えば、6キロ圏内で3元、12キロ圏内で4元、22キロ圏内で5元です。
日本と比べると非常に安価です。
ちなみに、最高運賃は112kmで10元です。

北京地下鉄に乗って、北京語言大学へ行くには?


北京語言大学の最寄り駅は地下鉄13号線の「五道口」駅及び地下鉄15号線の「六道口」駅です。
北京にお越しの際は是非、地下鉄を利用して本学北京本校まで来てください。

五道口駅周辺の写真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』五道口駅