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中国語学習のおススメ(3)

中国語講座
大家好〜
前回まで具体的な中国語の勉強方法についてご紹介してきましたが、今回は最終回なので、具体的な勉強方法というよりは、今後皆さんがどのように勉強したら良いか分からなくなってしまった時のために、勉強方法の考え方について書きたいと思います。

スポーツや他の勉強と同じように外国語学習においても、得意不得意、向き不向きがあります。単語を覚えるのは得意でも聞き取りが苦手な人、文法を理解するのは得意でも発音が苦手な人等の色々なパータンがあります。そして、中国語を学習する目的も人によって様々です。まず、自分が何のために中国語を勉強し、何が得意で何が不得意かをしっかり把握した上で、自分に合った勉強方法を選びましょう。

また、勉強方法というのは、語学レベルに合わせて変える必要があります。数ヶ月ずっと同じ勉強方法で勉強しているけれど、最近はあまりレベルアップしていないという方は、使っている教材やインプットしているもののレベルを上げる以外にも、勉強方法そのものを変えてしまうのもいいかもしれません。

それに加え、“飽きる”と言うことも勉強方法を定期的に変えた方が良い理由の一つです。飽きるということは脳が新しい刺激として感じられないということなので、何年間も根気よく同じ勉強方法を続けるというのは、あまり効率的とは言えません。もちろん、毎日ラジオを聞く、新聞を読む等の勉強を日課として続けることも大切なことですが、数ヶ月間続けた上で自分が飽きたと思ったら、無理に続けるよりは新しい勉強方法を取り入れることで脳に新しい刺激を与え、より効率的にレベルアップすることができます。また、数ヶ月単位で勉強方法を変える以外にも、曜日ごとに勉強方法を変えることにより、脳が飽きるのを防ぐこともできます。

努力は“積む努力”と“選ぶ努力”に分かれると聞いたことがあります。“積む努力”というのは、苦しい勉強や練習を耐え抜いたり、コツコツ積み重ねる努力のことであり、“選ぶ努力”というのは、「何を」「どう」頑張るかを自分で考え、数ある選択肢の中から選ぶということです。日本人の言う努力は“積む努力”を指していることが多いように思いますが、実は“選ぶ努力”も同等に大切であり、これを怠っている方がたくさんいるように感じます。

ただ、“選ぶ努力”といっても、一人でゼロから外国語学習の理論を勉強して、勉強方法を考えるというのはなかなかできることではなく、それこそ非常に非効率的と言えます。そのため、サポート役はとても大切になります。信頼できるサポート役がいれば、この方法は先生の言った通りにしよう、この方法は自分なりに変えてみよう等のアレンジを加えるだけで自分に合った適切な勉強方法を選ぶことができます。

北京語言大学東京校では、中国語を教えるだけでなく、授業以外の勉強方法についてもアドバイスすることにより、この“選ぶ努力”をサポートします。
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