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中国語学習のおススメ(2)

中国語講座
大家好〜
前回に引き続き、日本にいながらでも、中国語のレベルアップに繋がる勉強方法をご紹介していきたいと思います。

外国語学習において、“語彙力”は、最も大切なことの一つです。いくら発音がきれいで、聞き取り能力が優れていても、語彙力が乏しければ、やはり上級者とは言えませんよね?

しかし、幼少期ならともかく、ある程度年齢を重ねてから外国語の勉強を始めた場合、数千個の単語を一つ一つ覚えるということは非常に根気のいる作業になります。語彙力は語学センスの有無に関わらず、地道に一つずつ増やしていくしかないため、なるべく楽しみながら覚えられれば嬉しいですよね。

また、中国語を勉強している方の多くは日本の英語教育のようなテストで点を取るためだけの勉強をしているわけではないと思いますので、単純に中国語の意味を覚えるだけではなく、正しい語法(=単語の使い方)を理解することも大切になります。“知っている”と“使える”には大きな違いがあるため、中国語を勉強する際には、ぜひ知っているだけではなく、正しく使えるようにしていきたいですね。

そこで楽しみながら、且つ語法も正しく学べる勉強方法が“ひとりごと”です。

外国語学習において、ひとりごとが“英語脳”や“中国語脳”を作るのに役立つことは多くの人が言っていますが、単語を覚える際にも、ひとりごとは非常に良い方法になります。

一般的に単語を覚えるというと、日本語を見て、中国語の意味を言うというような方法を取っている人が多いかと思いますが、ただ中国語の単語を言うだけではなく、その単語を使って、文章を作り、ひとりごとを言う練習をすれば、実際に中国語を話す際にも自然にその単語を使えるようになり、単語の意味と合わせて、正しい語法も覚えられるようになります。

人が何かを記憶する際、“連想”が大切になると言いますが、ひとりごとで単語を覚える場合、“りんご=苹果”というような単純な置き換えではなく、自分の生活や好みに合わせた文章の中に“自分なりのフック”(=覚えやすいポイント)を作ることができるため、より連想しやすく、比較的容易に単語を覚えることができます。

この練習を続けていけば、実際に中国人と話す際にも、普段練習しているひとりごとをそのまま言えば良いという場面も出てくるため、頭の中で文法を組み立てる必要がなく、流暢且つ、自然に話すことができます。

また、ピンインだけを見て、その単語を使ったひとりごとを言う練習もおすすめです。日本人の方は音だけで意味を理解するのが苦手という方も多いかと思いますので、この練習をすれば、ピンインから単語を引き出す練習になるため、語彙力以外にも、聞き取り能力もアップさせることができます。

このひとりごとの練習には、自分のレベルにあった適切な単語とその語法をしっかりと学ぶ必要があります。そのためにも、実際に北京語言大学東京校の【一般向け中国語講座】で体験してみませんか?
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