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【中国8大料理】福建料理編

中国文化
大家好~
中国8大菜系紹介シリーズ7回目である今回は、福建料理を紹介します。
福建料理は、福建菜、闽菜と呼ばれます。闽とは福建省の略称で、この地域では多くの方が闽南语という方言を話します。
福建料理
福建省は台湾と最も近い省であり、多くの福建人が台湾に渡ったこともあり、福建料理から派生した料理が台湾料理や海南島で有名な海南料理です。
また沿岸部は漁業が盛んで美味しい海鮮料理、台湾で食べるのと似ている料理がたくさんあります。例えば牡蠣オムレツ(海蠣煎)、焼きビーフン、牛肉麺など。また海鮮料理でもハマグリや様々な貝を使ったスープ(鶏湯海蚌、仏跳墻)もおすすめです。沿岸部から離れると平地より山間部が多いので、キノコや川魚などを使う料理が多いのも特徴です。
俗にいう福建料理は沿岸部地域の料理を指すことが多く、福州料理(北部)、闽南料理(南部 アモイ、泉州など)が主流の福建料理と言えるでしょう。福建省の山間部地域、特に西部地域の料理のことは客家菜と呼びます。

福州料理だと、「沙县小吃」を食べた方がいらっしゃるかもしれませんが、
これは福建省中部の沙県発祥のブランドで、県政府がバックアップして全国、海外にもフランチャイズを出しており、数多くの場所で見かけることができます。
焼売、餃子、面、ご飯系の定食など様々な料理があり、日本でいうファーストフード店を思い浮かんでいただければと思います。
北京語言大学本校の近くにも店舗があり、餃子やワンタン、茶叶蛋、紫菜汤などの軽食と中国流の朝ご飯も食べることができます!
福建料理
福建省は泉州と厦門に訪問したことがありますが、福建省アモイの名物である沙茶麺〜沙茶はサテ風味という意味で、非常に濃厚な味が楽しめます。
皆さんもぜひ一度福建省に訪れてみてください~
福建料理