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中秋節×国慶節

中国文化
大家好!
10月1日になりました。
今年は非常に珍しく、中国では2つの大きな行事、祝日が同日になっています。
さて、皆さんはどの伝統行事・祝日かわかりますか?

答えは、「中秋節」と中華人民共和国建立を祝した「国慶節」です。


中秋節は、中国の恒例行事です。中秋節では、みんな実家に帰り、家族団欒で一緒にご飯を食べ、月を見ながら月餅を食べる。
旧暦8月15日に行われるのですが、今年はなんと中国建国記念日である10月1日(国慶節)と被っています。
中国国内のスーパーや市場では国慶節をお祝いする商品と一緒に中秋節お祝いの月餅を売っているらしく、スーパー内は吉を示す赤で溢れていることです。
月餅は色々な具材があり、有名なものではこしあん、ゴマアン、卵、ナッツ類、蓮の実などがあります。

筆者が先日横浜中華街に行った際には、多くのお店で月餅が売られておりました。
また10月3日には月餅に関するイベントが行われるらしいので、良ければ皆さん行ってみてください!
中秋節

国慶節の10月1日は中華人民共和国設立の日です。それを記念して中国では毎年10月1日〜7日まで休日になります。
まさしく中国のシルバーウィークですね。毎年国慶節の期間では国内では北京で建国記念日を祝したパレードを天安門付近で行い、また国外旅行へ行かれる方も非常に多いです。
中国文化・旅行部の発表では2019年の国慶節7連休中の国内旅行者は7億8200万人、海外旅行者は700万人を突破しています。
特に日本への旅行希望者は非常に多く、中国最大手の旅行予約サイト「Ctrip」では海外旅行ランキングで日本は1位を獲得しています。
中国はアフターコロナ後の復興を諸外国にアピールすべくオンラインで中国国内の旅行ソースや旅行状態の回復を発表するフォーラムを企画するなど、ニューノーマルの旅行を牽引する動きを見せています。
既に飛行機や列車の座席利用率、ホテルの稼働率も例年の水準にほぼ戻ってきているという話があり、10月の国慶節7連休でどのような数字を対外的に発表するか、国内外の観光業回から注目されています。
ちょっと旅行関連の話に逸れてしまいましたが、国慶節中は北京の観光地には非常に多くの観光客が訪れ、また建国をお祝いするために地方から多くの人が天安門付近を訪れるため、10月1日〜3、4日まで地下鉄1号線「天安門西駅」、「天安門東駅」、地下鉄2号線「前門」駅は閉鎖されるのも北京で国慶節を過ごしたことがある人なら、あるあるだなと共感されるエピソードだと思います。

ちなみに前回の双节(中秋節と国慶節がかぶる)は2001年、次回は2031年、その次は2077年とされています。
次回2031年の記念日には本学で集まって皆さんで月餅等が食べれるようにしたいと思います。
皆さん楽しみにしていてくださいね!
国慶節