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北京語言大学OBが語る中国語勉強体験③

中国語講座
大家好~
北京語言大学(北京本校)漢語国際教育専攻で学部・修士課程を修了した井上と申します。
今回は北京語言大学で一番優れている点、特に教え方について私の実体験に基づいて、お話しさせていただきます。

北京語言大学は、中国語で中国語を教える「直接教授法」を採用しています。
なぜ中国語で中国語を教えるの?大変じゃないの?と思われる方もたくさんもいらっしゃると思います。

無論、入門レベルで中国語で中国語を学ぶと大変です。私自身も最初は大変だったことを今でも思い出します。しかし、その経験があったから今の中国語レベルに達することができたとも思っています。
直接教授法を使う一番のメリットは学生が中国語に慣れるスピードが格段に速いです。初期の段階から中国語の音を覚え、中国語を話す習慣を身に付けます。そうすることにより、中国語を聞く→頭の中で日本語に翻訳→どのように回答しよう、日本語で考えて中国語に翻訳→中国語で発音というプロセスから、中国語で中国語を考える「中国脳」を作ることができます。
この中国脳を作ることにより、日本人が苦手とされるリスニングとスピーキングを圧倒的に向上することができます。また中国脳があると中国語で分からないことを質問して理解することができます。
例えるなら、昔は常に辞書を持ち歩いていた環境から、気付いたら辞書がなくても問題を解決して生活することが出来るようになります。

もちろん、最初の頃は、予習や復習をしっかりしなければ勉強をしないとついていくのが大変だとは思いますが、その分、話せるようになった時の達成感は非常に大きいです。話せないから悔しい→勉強する→授業で使えて達成感を抱くことが出来るので、モチベーション維持にも適してる環境だと、私個人も感じます。

また北京語言大学のように多国籍クラスの場合、クラスメイトの母国語はもちろん違います。ただ直接教授法の環境で学んでいるため、全員の共通言語は中国語になります。アメリカ人、韓国人、アフリカ人と中国語で話すことが出来るので、これも1種のモチベーションに繋がると思います。

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中国語講座

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定員:各クラス定員10名(先着順)
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