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北京語言大学OBが語る中国語勉強体験②

中国語講座
大家好~
北京語言大学(北京本校)漢語国際教育専攻で学部・修士課程を修了した日本人の井上と申します。
今回も私自身の学習方法について紹介するのですが、全ての外国語学習に共通してると思いますが、最初の頃はとにかく単語や文法、構文を覚えないと話すことができません。なので授業の予習・復習だけは欠かさずに行くことが一番の上達の近道だと思いました。どうしても時間が取れないという方は予習だけしっかり行い、授業を復習として使うことで対応できると思います。
また授業で学んだ中国語を外で使用する、アウトプットできる環境があったので、習った中国語を使うことにより、実際自分自身が使った言葉が伝わるか、他に表現があるのか否か学ぶことができます。例えば留学生用の中国語学習テキストには、同じ寮のルームメイト・相部屋のことを「同屋」と記されてます。しかし中国人は「同屋」とは呼ばずに「室友」と呼びます。

予習すれば良い、復習すれば良い、中国人とたくさん話せばいい、それ以外にも様々な勉強方法があると思いますが、一番大事なのはモチベーションだと感じます。もし学習を続けてもやる気がなければいつかは苦になってしまいますよね。学習効率も落ちてしまうと思います。目標を設定することは大事ですが、まずは楽しく勉強することが大事です。対面式授業の良かった点は実際にコミュニケーションが取れ、先生たちと、中国人と中国語で会話することが出来る。自分の中国語が相手に伝わった、という達成感が学習モチベーションにつながると思います。北京語言大学の良さは先生たちが外国人の特徴を把握しているため、円滑にコミュニケーションを取ることが出来るし、国別の教え方の違いや特徴も理解しています。例えば日本人や韓国人が中国語を勉強する時には、どの部分で母語の影響(母语负迁移)が出てくるからこのように指導すれば良い。日本語はSOVなので、語順を間違える学生が多いから最初に構文を教える時に気を付ける等、普段から多国籍の留学生相手に中国語を教えてるからこそ成し遂げることができます。
このように楽しく、分かりやすく中国語を学べるのが北京語言大学最大の魅力だと私は6年学んで感じることができました。
皆さんも是非一度は北京語言大学の授業を体験してみてくださいね!