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【知っチャイナ!深度中国】~2019年 中国の流行語~

中国語講座
大家好!みなさんこんにちは!
北京語言大学のGāo Qiáoと申します。

ブログを1か月に数回更新しよう!と心に決めてから早数か月・・・。いつの間にか季節は冬になってしまい、何と数か月振りの更新となってしまいました。自分の三日坊主ぶりには本当に情けなくなってしまいます・・・。ここからは心機一転!読んでくださる皆様にとって面白いと思える内容をお届けしたいと思います。
(ちなみにですが、中国語だと「三日坊主」は、三天打鱼 两天晒网 sān tiān dǎ yú liǎng tiān shài wǎng といいます)

日本では先日、2019年の流行語大賞が決定いたしましたね。流行語はいい意味でも悪い意味でもその年の【世相】を反映するもので、今年の日本での大賞【ONE TEAM】はスポーツの世界的祭典を来年に控え、ますます国際化が推進されていく日本にとっても1つの明確なメッセージになっているのかな、と個人的には思ったりしています。

中国にももちろん、流行語、というものは存在していて、ここ数年、ネット上で【バズった】発言などが拡散されてそのまま流行語になるパターンが非常に多いです。
そんな中国の今年の流行語を一部ご紹介したいと思います!

・我太难了 wǒ tài nán le



「我太难了」は、広義の意味としては【つらい】という感じになるのですが、ここでは心の底からにつらい事ではなく、例えば【今日お昼何食べようか決まらない!】といった軽く悩んでいる時にも使える一言です。また、ネット上では难と同じ発音の南を使い、【我太南了】という風に表記されることもあります。


・柠檬精 níng méng jīng



「柠檬精」は、嫉妬、うらやましいなどの意味になります。【我柠檬了】はうらやましいなぁ、といったニュアンスになるのでしょうかね。(ちなみに、ちゃんとした?中国語ではうらやましいは、羡慕 xiàn mù になります)


・断舍离 duàn shě lí



これは読んで字のごとく、【断捨離】の意味です。近年、日本から逆輸入された語句が中国で流行るパターンも非常に多く、断捨離はその筆頭ともいえる一語です。

もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひこれらの言葉が流行った【背景】を調べてみて下さい!日本と同じように、その言葉が流行った時代背景や世相が反映されていて、そのような側面から中国や中国語を学んでみるのもまた面白いと思いますよ。

それでは今日はこの辺で・・・再见!

2019年度第Ⅲ期の一般向け講座のお申し込みが開始いたしました!来年1/11(土)からの開講となりますので皆様ぜひお申し込みください!