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【北語課外講座】ボクササイズ・ワークアウト

campus life
リズムと拳で語りあう。
運動と格闘の融合、ボクササイズ・ワークアウト。


新学期開始から約1か月後の5月17日(金)、学生どうしの交流促進を目的として、北語課外講座「ボクササイズ・ワークアウト」を行いました。ボクササイズ・ワークアウトとは、ボクシングの動きを取り入れた運動プログラムで、短時間で激しく体を動かしながらボクシングの基本を体験でき、高い人気を誇っています。
イベント開催にGOサインが出て学内に案内ポスターを掲示した後も、参加を希望してくれる学生がいるだろうか……と心配していましたが、12名の学生が登録してくれました。予想よりも多くの人数が集まったことはもちろん、日本人学生7名/留学生5名とバランスの取れた数になり、交流促進の目的にかなう顔ぶれとなりました。女子学生の参加も大歓迎します、とポスターで強調しましたが、今回は1名のみの参加となりました(この記事を読んでいる、女子在学生の皆さん、次回開催時には、あなたの参加を心から歓迎します)。
当日は、多くの学生が開始予定時刻前に会場に集まってくれて、コーチの指示を待つことなく、各自が準備運動に取りかかりました。その後は、全員でウォームアップです。ジャンプしながら頭上で手を叩く「ジャンピング・ジャック」と呼ばれるエクササイズでは、「きつい!」との声がさっそく上がりました……コーチから。
コーチは「構え」「ステップ」「攻撃」「防御」それぞれのポイントを紹介し、参加者はそれに従って、ノリのいい音楽に乗って体を動かしました。柔道・空手・テニスなど、スポーツ経験のある参加者も多かったのですが、慣れないボクシングの動きに悪戦苦闘していました。「脇を締めよう!」「アゴを引いて!」など、コーチの指導にも熱が入ります。




学生もコーチも悪戦苦闘。
そして、汗と涙(?)のフィナーレへ。


最後は、コーチの構えるミットに実際にパンチを打ち込む「ミット打ち」の時間です。ジャブ・ストレート・フック・アッパーの4種類のパンチを、彼らは次々とミットに叩き込みます。ときおりコーチも反撃しますが、習った防御のテクニックで対応していました。コーチは当初「いくらスポーツ経験者がいたとしても、ボクシングは初心者だから、それほどのパンチは来ないだろう」と考えていましたが、それが大きく間違っていたことを、体で思い知らされることになりました。しかしコーチもただでは終わりません。各ラウンドのラスト15秒間、休みなくミットにパンチを打ち込み続けるよう指示を出したのです。へとへとになった学生たちを見て、彼は意地悪く微笑むのでした。予定のラウンド数を消化した後も、参加者の一人が「ミットを持ってみたい」と名乗り出てくれたので、彼を中心に自主的な追加ラウンドが始まりました。



イベント終了後のアンケートでも、「またやりたい」「定期的に開催してほしい」などの声が多く集まりました。集中的に体を動かすので、肉体的にはなかなかハードだったと思いますが、No pain, no gain(「痛みなくして前進なし」。アメリカのアスリート業界がモットーとしてあげることが多いフレーズ)の言葉通り、体をいじめ抜くことを通じて心がデトックスされたのではないでしょうか。

今後も北京語言大学 東京校では、在学生が様々な体験をできるよう北語課外講座を開催します。お楽しみに!