中国語教育

1. 中国語教育のプロフェッショナル

語言東京校の中国語授業
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語言東京校の中国語授業

語学教育は、「学習項目の導入・解説・練習・拡大・定着などの授業の流れ」、「適切で無駄がない説明」、「実践に即した練習」、「学習項目定着のための活動や宿題」などが重要です。本学の中国語授業では、これらを重視した上で、直接法・北京本校シラバスなどを用いているため、確かな中国語能力が身につきます。

語言東京校の中国語教員
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語言東京校の中国語教員

本学の中国語教員は、全て中国語普通語の発音がきれいなネイティブ教員で、日本国内外の大学院にて修士以上の学歴を取得し、中国語教育経験を重ねた方を北京本校より派遣されている東京校校長が選抜しています。

語言東京校の教員育成
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語言東京校の教員育成

本学では中国語教員のために中国語教育公開講座「对外汉语教学公开讲座」を行っていますが、学内では年2回の教員研修、東京校校長及びベテラン教員による授業チェックや教員育成を行い、絶えず教育の質を向上させています。

2.日本国内でも中国語環境

直接法
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直接法

本学では、ネイティブ教員が中国を使って中国語を教える言語教授法「直接法」を採用しています。1年次の最初の授業では、日本語も少し使いますが、まず教室用語から中国語だけに慣れてもらい、だんだんと日本語での指示や解説が少なくなり、1年前期終了時までには、教員はほぼ中国語しか使用しません。そのため、入学時から卒業時まで中国語のシャワーを浴びる総時間数は1500~2000時間にも及びます。

学生比率
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学習環境

本学には、日本人学生だけでなく、日本に留学してきた留学生たちも入学してきています。その国籍は、韓国・ベトナム・モンゴル・ミャンマー・スウェーデン・アメリカ・アルゼンチン・ロシアなど多彩で、学生たちは学習した中国語を使って、コミュニケーションをしています。

校内環境
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校内環境

校内掲示物は中国語、大学の事務職員とも中国語で話すことができます。授業後に教職員室に出向き、中国語学習の質問も可能です。北京本校派遣教員や東京校校長とのコミュニケーションは中国語オンリーなので、日本語に頼らない中国語実践も可能です。

3.カリキュラム・教材・シラバス

学習科目
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学習科目

東京校の中国語教育は、北京本校のカリキュラムを基本に将来中国人材として活躍ができるよう東京校独自の学習内容も盛り込んでいます。

北京語言大学出版社 中国語教材
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教材

本学では北京語言大学出版社の中国語教材を主に使用、科目によっては生教材や各教員がまとめた資料などを使って授業を行います。また全ての授業がPPTも使用して授業を行っています。

シラバス
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シラバス

本学では、どの科目も到達目標・評価基準・授業計画を定めたシラバスがあり、学期開始時にシラバスが公開されます。このシラバスにより学習目標や学習計画を明確にして、学習に取り組むことができます。

教員の声

教員の声
学生の一人ひとりのやる気を引き出して楽しく学習。

外国語の学習は辛くて苦しいものだと思っていませんか?もちろん、正しい発音を身につけたり、語彙を急激に増やしたりするには、日々の地道な努力が必要です。しかし、楽しくなければ学習は続きません。私は、意欲を持って外国語学習を続けるには、新しくて面白い知識に触れたり、外国語による意思疎通の成功体験を繰り返し得ていくことが大切だと思っています。私が担当している「中級中国語総合」という授業では、自然な会話の中で語彙を徐々に増やし、文法知識を補充しながら読解力を高め、流暢な表現力を養っていきます。教壇に立つうえで気を付けていることは、まず授業準備を丹念にすること。そして、学生一人ひとりの習熟度を把握し、学生のやる気を引き出すように指導することです。学生が興味・関心を抱いていることを授業に盛り込むために、学生との何気ない会話を日々欠かさないようにして、情報収集しています。中国語を学習する意欲の高い学生は大歓迎です。大学4 年間で身につけた中国語と、さまざまな経験から学んだことを活かして、自分の夢を叶えてください。

Profile
中国語学部教員 胡 敏男

九州大学比較社会文化専攻比較言語学コース博士課程修了/北九州市立大学等で3 年間中国語教員として勤務/北京語言大学東京校中国語学部主任教員(現職)
〈主な研究内容〉
会話分析、日中言語対照

学生の声

学生の声
まるで中国語のシャワーを浴びている気分。想像以上の成長を実感。

北京語言大学東京校で初めて授業を受けた時のことを、今もよく覚えています。中国語を学んだことが一度もなかった僕は、先生の話す中国語がまったくわからなかったのです。でも、心配は無用でした。何よりも、先生の教え方がとても上手。何度も同じフレーズを繰り返したり、身振り手振りを交えながら話してくれるので、そのイメージで覚えることができます。このようにして中国語のシャワーを浴びているうちに、自分でも驚くほど中国語が理解できるようになっていました。
また、クラスには外国人留学生がたくさんいるので、彼らと仲良くなることで視野が一気に広がりました。中国語を教え合ったり、買い物をしたりと、日常生活を共に過ごすなかで、互いの国の文化や価値観、考え方の違いが見えてきて、これまで以上に海外に興味・関心を抱くようになりました。そして、「もっとたくさんの国々の人と交流したい」「自分が学んできた中国語がどこまで通用するか試したい」と思うようになりました。4年間でどこまで中国語のスキルを高められるのか、どんな人との出会いが待っているのか、今から楽しみです。