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中国世界遺産巡り51 鼓浪嶼(コロンス島):歴史的共同租界

中国語・中国文化



こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は福建省の世界遺産、コロンス島についてご紹介します。



波が太鼓を叩く
コロンス島は、上海と香港のほぼ中間に位置する福建省・厦門の沖合に浮かぶ小さな島です。

潮の満ち引きによって波が岩に打ちつけられると、まるで太鼓のような音が響きます。その音に由来して、この島は中国語で「鼓浪屿(グーランユー)」と呼ばれるようになりました。

「コロンス」という名前は、福建省などで使われる閩南語の発音をもとにした表記です。



万国建築の博物館
厦門は、アヘン戦争の後に結ばれた南京条約によって開港を迫られた港の一つでした。

その後、コロンス島は外国人が多く住む共同租界となり、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オランダ、日本など、多くの国がこの地に領事館や学校、病院、教会などを建設しました。

こうした歴史の影響により、コロンス島には西洋建築と中国の建築が混ざり合った独特の景観が広がっています。そのため、この島は「万国建築の博物館」とも呼ばれています。



音楽の島
コロンス島は「音楽の島」や「ピアノの島」という別名でも知られています。

租界時代から西洋音楽が盛んで、多くの音楽家がこの島から生まれました。現在も音楽学校があり、ピアノを学ぶ人が多いことで知られています。

また、コロンス島では自動車の乗り入れが禁止されているため、街はとても静かです。島を歩いていると、家の窓や学校からピアノの音が聞こえてくることもあります。



まとめ

コロンス島は、厦門の沖合に浮かぶ小さな島でありながら、開港の歴史によってさまざまな国の文化が集まった場所です。

西洋と中国の建築が混ざり合う独特の街並み、そして島のあちこちから聞こえる音楽が、この場所ならではの魅力をつくり出しています。

歴史と文化、そして音楽が調和するコロンス島は、中国の中でもとても個性的な世界遺産の一つです。



この記事は福建省の世界遺産、コロンス島についてのご紹介でした。


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