中国世界遺産巡り12 武当山古建築群
中国語・中国文化

【中国語学習者向け】武当山古建築群——道教と武術の聖地を中国語で学ぼう
こんにちは、北京語言大学東京校です。今回は、中国湖北省にある世界遺産「武当山古建築群(Wǔdāngshān Gǔjiànzhùqún)」の魅力を、中国語学習者の視点からご紹介します。
武当山とは?——道教の聖地とされる霊山
武当山は、72の峰を持ち、周囲400kmにも及ぶ広大な山岳地帯です。道教の神「真武大帝(Zhēnwǔ Dàdì)」が修行して神となった場所とされ、古くから道教信者の巡礼地として知られています。現在でも「道教四大名山」の一つとして、多くの信仰を集めています。
明代の大工事——「北は故宮、南は武当」
明の永楽帝(Yǒnglè Dì)は、政権奪取の正当性を道教の神の加護によって説明し、武当山を神聖な場所として位置づけました。北京遷都の準備が整うと、30万人以上を動員して武当山に33の道教建築を建造。この時代の大規模な建築活動は「北は故宮を建て、南は武当を修築」と称されるほどでした。
武当拳の発祥地——太極拳のルーツを学ぶ
武当山は、少林拳と並ぶ中国二大拳法の一つ「武当拳(Wǔdāngquán)」の発祥地でもあります。創始者とされる張三丰(Zhāng Sānfēng)は、太極拳(Tàijíquán)を中心とした武術体系を築きました。現在でも世界中から武術愛好家が武当山を訪れ、伝統武術を学んでいます。
中国語学習のヒント:宗教・歴史・武術を語彙に取り入れよう
武当山を題材にすることで、以下のような中国語の語彙や表現を学ぶことができます:
地名:湖北(Húběi)、武当山(Wǔdāngshān)
宗教:道教(Dàojiào)、真武大帝(Zhēnwǔ Dàdì)
歴史:永楽帝(Yǒnglè Dì)、建築群(jiànzhùqún)
武術:武当拳(Wǔdāngquán)、太極拳(Tàijíquán)
まとめ:武当山は中国語学習にも最適な世界遺産
道教の聖地であり、武術の源流でもある武当山は、中国語学習者にとって語彙力と文化理解を深める絶好のテーマです。ぜひ、関連動画もチェックして、視覚的にも学びを深めてみてください!
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