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中国世界遺産巡り43 明・清王朝の皇帝墓群

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は北京市、江蘇省、遼寧省、湖北省、河北省にまたがる世界遺産、明・清王朝の皇帝墓群についてご紹介します。



皇帝が眠る墓
明・清王朝の皇帝墓群は、明代から清代にかけて建造されてきた陵墓です。皇帝やその家族が眠る陵墓はどれも、中国発祥の風水の考え方をもとに最高の土地を選び、当時の建築技術を駆使したもので、当時の文化を知ることのできる非常に価値の高い資料でもあります。



国家税収2 年分の墓
明の十三陵は、明代の皇帝のうち13 人が眠る陵墓です。北京中心部から北西約50km の天寿山の南麓に位置します。中国に現存する皇帝墓群の中でも最大の規模を誇り、1409年の着工から明が滅亡する1644 年までの約200 年間にわたって造られました。特に、万暦帝の陵墓「定陵」は、当時の国家税収2 年分(!)を使って造られたと言われ、壮麗な墓室は見る者の心を奪います。



西太后の眠る墓
清東陵は、河北省遵化市の昌瑞山南麓にある、清朝歴代皇帝とその家族が眠る陵墓です。順治帝、康熙帝、乾隆帝、咸豊帝、同治帝の5 人の皇帝と、咸豊帝の貴妃で同治帝の生母であり、数々の恐ろしい逸話が語り継がれる西太后が葬られています。



この記事は北京市、江蘇省、遼寧省、湖北省、河北省にまたがる世界遺産、明・清王朝の皇帝墓群についてのご紹介でした。

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