中国世界遺産巡り40 中国丹霞
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は広東省、福建省、江西省、湖南省、浙江省、貴州省の世界遺産、中国丹霞についてご紹介します。
丹霞とは
赤い堆積層が、地球内部の力と、外からの要因を受けて形成された景観を丹霞(たんか)と呼びます。広東省の丹霞山、福建省の泰寧、江西省の龍虎山、湖南省の莨山、浙江省の江朗山、貴州省赤水が「中国丹霞」として世界自然
遺産に登録されました。目を奪う赤い岩壁と、浸食によってつくられた自然の石柱、峡谷、滝などの地形が特徴で、森の緑や青い水とともに何とも言い表せない景観をつくりだしています。
それぞれの魅力
この世界遺産は複数の地域にまたがり、範囲が広いので、それぞれの魅力を簡単に紹介します。「中国丹霞」の名前の由来となった広東省丹霞山は、峰や断崖がひしめく独特の景観が魅力で、国際自然保護連合(IUCN)がレッドリストにあげた希少な動物が70 種以上、植物10 種以上が生息しています。福建省泰寧は、無数の不思議な穴や洞窟がある断崖、ユニークな奇岩の数々が特徴です。江西省龍虎山は、ジュラ紀からの自然と春秋戦国時代以降の文化遺産が織りなす独特の景観が魅力です。湖南省莨山は、クジラの群れのような峰があり、アモイトラ、ウンピョウ、ジャコウネコなどの絶滅危惧種が生息。浙江省江朗山は、江氏という3人兄弟が山の頂上に登り、3 つの岩になったという伝説があり、現地の人が山を神として仰いでいます。貴州省赤水は、中国最大の丹霞分布エリアで、ジュラ紀から続く古い植生と絶滅危惧種を有しているのが特徴です。
この記事は広東省、福建省、江西省、湖南省、浙江省、貴州省の世界遺産、中国丹霞についてのご紹介でした。
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