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中国世界遺産巡り36 平遥古城

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は山西省の世界遺産、平遥古城についてご紹介します。


昔の姿をそのままに
かつて中国の都市は、どの都市も街そのものが城壁で囲われていました。しかし、現在にいたるまでにそのほとんどがなくなってしまいました。そのようななか、城壁だけでなく、その中の街全体が当時のままに保存されている都市があります。それが「平遥古城」です。紀元前827 ~782 年の西周時代に築城され、なんと2700 年以上の歴史をもちます。その後何度か改修が行われ、明代の1370 年から現在までほとんど変わらずに受け継がれています。


生きた街
まるで昔の中国にタイムスリップしたかのような「平遥古城」は、街全体が世界文化遺産に指定されていますが、民家には人々が暮らし、商店は活気にあふれ、病院や学校などの都市機能もあり、生きた街です。古城内の観光スポットなどは入場料が必要なところもありますが、古城そのものへの入場料は無料で、自由に出入りすることができます。


金融の中心地
平遥は、経済活動の盛んな街でもありました。明代から清代末期までは「晋商jìnshāng」とよばれる山西商人の拠点であり、清末には「票号piàohào」と呼ばれる為替業を中心とする金融機関が集まり、その数は中国全土の半数以上だとされています。なかでも、19 世紀後半に名を馳せた中国最大の票号「日昇昌」は有名です。



この記事は山西省の世界遺産、平遥古城についてのご紹介でした。

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