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中国世界遺産巡り27 三清山国立公園

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は江西省の世界遺産、三清山国立公園についてご紹介します。


道教の名山
江西省にある三清山国立公園は、中国三大思想のひとつ、道教に関する名山として知られています。三清山とは、「玉京峰」、「玉華峰」、「玉虚峰」の三峰のことで、それぞれ「元始天尊」、「霊宝天尊」、「道徳天尊」という3 人の道教の神様(三清)に例えられています。雲海がかかった時の三峰の光景は、まるで本当に仙人が現れてきそうな雰囲気で、とても幻想的です。


葛洪(かっこう)
三清山が広く知られるようになったのは東晋時代のことです。のんびりした性格で、無口で付き合い下手な葛洪という人がいました。彼は名門に生まれるのですが、戦乱により没落し、父の死後、薪売りなどをして生活していました。しかし彼は勉学に励み、錬丹術(不老不死の薬などをつくる術)を修め、道教の思想をまとめました。以来、三清山は道教の聖地として知られるようになったのです。


岩と猿
花崗岩でできた三清山では、太古の地殻変動や風化により、さまざまな奇岩を見ることができます。巨大な蛇が天に飛んでゆくような形をした巨蟒出山Jùmǎng chūshān、春の女神を思わせる司春女神Sīchūn nǚshén などが有名です。また、珍しい動植物も豊富で、孫悟空のモデルとなったキンシコウも生息しています。


この記事は江西省の世界遺産、三清山国立公園についてのご紹介でした。

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