中国世界遺産巡り26 安徽南部の古村落
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は安徽省の世界遺産、安徽南部の古村落についてご紹介します。
時間が止まった街
安徽南部の古村落は、11 世紀頃からつくられはじめ、現在までほぼそのままの状態で残されている古民家群のことです。村人の多くは古くからの家で今も生活し、周囲の山々や湖の美しさもあいまって、水墨画の世界に入り込んでしまったかのようです。まるでそこだけ時が止まってしまったかのような風景が広がっています。
素朴の中の美
とりわけ美しいのは、西递と宏村という2 つの村です。どちらも素朴な街並みですが、よく見るとそれぞれの家には精巧な彫刻による装飾が施され、当時の街の繁栄と人々の美意識を感じることができます。また、彼らが生んだ文化は中国の主流文化に大きな影響を与え、中国文化を代表する京剧という劇も、この地で生まれた演劇が元となっています。
牛の形の街?
写真は宏村の月塘という池です。宏村は、高いところから見ると牛の形をしていて、山が牛の頭、村の入口の2 本の木が牛の角、湖が牛の腹、入り組んだ水路が腸、そしてこの池が胃に相当しているといわれています。大都会とはまたちがった魅力あふれるこの街で、何気ない日常を過ごしてみたいものですね。
この記事は安徽省の世界遺産、安徽南部の古村落についてのご紹介でした。
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