中国世界遺産巡り19 麗江古城
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は雲南省の世界遺産、麗江古城についてご紹介します。
独特の雰囲気
雲南省にある麗江は、トンパ文化を受け継ぐ少数民族のナシ族によって、宋代の末期の1126 年から建設され始めた街です。建ち並ぶ瓦葺の屋根の建物、縦横に走る石畳の道、網目のように張り巡らされた水路が、中国の他の地域では決して見られない独特の雰囲気を醸し出しています。
城壁がない
麗江古城は、中国でも珍しい城壁のない街です。周りに山々がそびえていたので城壁を建てる必要がなかったという説が有力ですが、この地域を治めていた「木」氏を城壁で囲むと「困」になってしまう、という話も伝えられています。
色に意味?
トンパ文化とはナシ族独自の伝統文化で、世界唯一の「生きた象形文字」と呼ばれるトンパ文字は現在でも使われ続け、ユネスコの世界記録遺産にも登録されています。世界の他の文字に類を見ない、色によって意味が変わる文字がある、という特徴があり、黒は「不吉」、黄は「社会的地位が高い」、赤は「優しい」、青は「誠実」などの意味合いを加えます。
この記事は雲南省の世界遺産、麗江古城についてのご紹介でした。
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