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中国世界遺産巡り11 開平の楼閣と村落

中国文化
こんにちは、北京語言大学東京校です。

今回は広東省にある世界遺産、開平の楼閣と村落についてご紹介します。

開平の楼閣と村落


中国南部のごく普通の農村に……

小さな村に、ここは本当に中国の農村か?と目を疑うような一風変わった景色が広がっています。

古代ギリシャ、古代ローマ、ゴシック様式、ビザンチン様式、イスラム様式、バロック様式などさまざまなスタイルの建築が、田んぼや林の緑の中で美しいコントラストを放っています。



誰が建てたの?

戦争などで中国南部の没落が進み、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアなどの新天地に旅立つ農民たちが現れました。

彼らは外国人労働者として働き、特にアメリカでは鉱山開発や大陸横断鉄道建設に従事してアメリカの発展に貢献し、富を築きました。

ところがその後、中国人排斥運動が激化し、彼らは中国南部に帰ることになります。

西洋の暮らしを経験した彼らが、中国に戻り、西洋風の建築を建てたのです。



窓が多ければ多いほど金持ち?

帰ってきた彼らの富を狙う盗賊は多く、襲撃を受けても立てこもって戦えるような建物が必要でした。

また、窓の多さはお金持ちの象徴です。窓が多い=攻められやすい=警備員をたくさん雇える=お金持ちという考え方だそうですが、お金持ちの考えることはよく分かりませんね。


この記事は広東省にある世界遺産、開平の楼閣と村落についてのご紹介でした。

こちらの動画もぜひ。











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