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中国世界遺産巡り10 福建の土楼

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は福建省にある世界遺産、福建の土楼についてご紹介します。

UFO ?
福建省西南部に、UFO のような、ドーナツのような、バウムクーヘンのような、建築物があります。3 世紀、異民族の侵入に追われて南下した客家という独自の言語・慣習を持った人々が築いた城壁に囲まれた集合住宅です。「土楼の王様」と呼ばれる承啓楼は、4 階建ての建物が同心円状に3 層広がり、全部で約400 個の部屋があります。かつては80 世帯の家族が総勢600 人余り暮らしていました。



客家とは
客家とは、漢民族の中の一グループで、客家語を使用し、共同の生活様式・風俗習慣・信仰と理念で結ばれている人間の集団を指します。古代中国で、戦乱から逃れるために北から南へと移動、定住を繰り返し、移住先では「よそ者」扱いされたので、「客家」と呼ばれるようになりました。



意外と開放的?
福建の土楼は、「外に閉じ内に開く」という概念に従って設計されています。外から見ると閉じているように見えますが、中に入ってみると意外と開放的なのがその特徴です。また、福建の土楼の部屋は、同じサイズ、同じ材料、同じ内装、同じ窓・ドアで造られ、平等な共同社会である客家の社会を反映しています。


この記事は福建省にある世界遺産、福建の土楼についてのご紹介でした。

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