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中国世界遺産巡り8 秦の始皇帝陵と兵馬俑

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は西安にある世界遺産、秦の始皇帝陵と兵馬俑についてご紹介します。



20世紀最大の発見
1974年、地元の農民が井戸を掘っている時に偶然見つけた陶器の破片。

これが今なお続く兵馬俑の発掘の始まりです。

地下で2000年以上始皇帝を守っていた膨大な数の地下軍団が、次々に発掘され、「20 世紀最大の発見」と世界を驚かせました。



2200年前の軍の姿をそのままに

「俑」とは古代中国で死者と一緒に埋葬される人形のことで、「兵馬俑」とは文字通り、兵士と馬の俑のことです。

総面積は2 万平方メートルを超え、現在までに約8,000体の俑が確認されています。

俑はすべて等身大で、顔、髪型、装束などどれひとつとして同じものはありません。

このことから、一体一体の俑には実在のモデルがいて、この軍団は始皇帝が自らの軍の姿そのままに造らせたものだとも言われています。



顔をよく見てみると……

俑には、ふっくらとした顔や、丸顔、下あごが発達した顔、頬骨の高い顔などさまざまな顔があります。

このことは、秦が多民族国家で、さまざまな民族の人々が属していたということを意味しています。

一体一体をじっくり観察してみると歴史的発見に近づくかもしれませんよ。




この記事は西安にある世界遺産、秦の始皇帝陵と兵馬俑についてのご紹介でした。

こちらの動画もぜひ。







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