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「 日中通訳翻訳 ―肖子睿先生― 」

教員・授業紹介
北京語言大学東京校には、「日中通訳翻訳」という授業があります。

この授業は、三年前期から三学期にわたり開講される選択科目で、
毎学期多くの学生が履修する人気科目です。

「日中通訳翻訳」の授業では、基本的に日本語から中国語の翻訳を扱います。
翻訳のポイント紹介 → 練習問題 → 問題解説 → ポイントのおさらい

と、説明・練習・確認を繰り返すことで、知らず知らずのうちに翻訳のコツが身に付きます。
また、単なる言語の置き換え練習ではなく、その背景にある文化や考え方の違いも知ることができます。
   
※授業で実際に使われているPPTです。

この授業を担当されているのが肖子睿老師です。


「自らの言葉は最小限に留める」「学生の発言を活かしながら、授業を発展させていく」をモットーに授業を展開させている肖老師。
肖老師の授業は、学生が自由に発言できる雰囲気なので、教室には常に学生の楽しそうな、活き活きとした声が響いています。

「中国語と日本語、同じ漢字を使っているからこその難しさと毎時間戦っています(笑)」
「教科書には載っていない例文や練習を授業でたくさん紹介してもらえるので、わかりやすいです」
「両方外国語の私たち留学生にとっては簡単ではありません。でもとても役に立つ内容を教えてもらえるし、とにかく楽しい授業なので、90分があっという間です」
学生たちも毎週、この授業を楽しみにしています。


肖老師に翻訳をするときのポイントを聞きました。

自分の語感に頼るだけではなく、必ず辞書も参考にしましょう。
それも、1冊ではダメ。何冊も見比べてみてください。
そうすることで、言葉の感覚や日本語と中国語の表現の違いが自然と身に付いていきますよ!

みなさんも ↑ のアドバイス、参考にしてみてください。