大家好！
今日は中国の首都、そして北京語言大学がある北京市のおすすめスポットを紹介したいと思います。北京といえば万里の長城、紫禁城、天壇公園など世界遺産にもなっている有名な観光地もありますが、今回お勧めしたいのは琉璃廠（琉璃厂liulichang）という場所です。
天安門広場の後方にある「前門大街」から歩いて30分ほどで到着する場所なので、天安門広場や前門、大栅栏観光のついでに回ってみるのもおすすめです！


地名の由来は、元、明の時代に、この地に瑠璃焼の窯の工場があったことが由来とされています。
この一帯には書籍、文房具、印鑑などを売っている店が密集しています。
さて、その理由を皆さんはご存知でしょうか？

 


実は清の時代、科挙、当時の国家公務員試験と言われている官吏登用試験が北京で行われていました。この試験を受けるため多くの若者が琉璃廠エリアに住んでおり、結果として多くの文房具店や書店が出店したと言われています。
北京人の友人からは、科挙テストを終えた学生が実家に帰る旅費を捻出するため、破格の値段で自分が使った筆や書籍を売っていたという話も聞いたことがあります。


このエリアには四合院が立ち並び、昔ながらの建物を見ることができます。北京人の生活を覗きに散歩がてら観光してみてください！