大家好～

中国最大手のオンライン旅行会社Ctrip社の発表によれば、今年の国慶節期間中、中国国内の観光客は6億人以上に達すると予測しており、観光施設等８割〜９割以上の稼働率になっていると言われています。

人が動く＝経済が活発になるのが社会の仕組み、今年は中国が市場を活発にし国内消費を促すために、政府手動での政策や取り組みが目立っています。

例えば国慶節前、北京市商務局は特色のある10つの深夜食堂（飲食エリア）を指定し、大々的に宣伝を行ったり、国慶節中は各地方政府が主体となり現地の観光施設の割引、無料開放を進めており、その数はなんと1500箇所以上に及ぶとのこと。

その中でも湖北省で400以上の観光施設が割引適用対象となっていることからも、国内から湖北省の復興を後押しする一つのメッセージが込められていると読み解くことができますね。

昨年は国慶節期間中の国内観光収入だけでも１０兆円以上あったので、今年はどこまでこの数字が復活できるか、世界中のアナリストや観光業界が注目していること間違い無いでしょう。

皆さんも旅行という観点から中国のトレンドを探ってみてはいかがでしょうか？