中国世界遺産巡り43 澄江の化石産地
中国語・中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は雲南省の世界遺産、澄江の化石産地についてご紹介します。
カンブリア爆発
生物がまだ地上に進出する前、約5億3000万年前のカンブリア紀には、海に生きる生物の種類が急激に増える出来事が起こりました。
現在存在する多くの動物の「門」(例えば哺乳類は脊索動物門)がこの時期にほぼ出そろったと考えられており、この現象は「カンブリア爆発」と呼ばれています。雲南省の澄江では、このカンブリア紀の化石が多く見つかり、1980年代から本格的な調査が行われるようになりました。
重要な化石の産地
調査の結果、澄江で発見される化石は保存状態が非常に良く、生物の細かな構造まで残っていることが分かりました。また、同じくカンブリア紀の化石で有名なカナダのバージェス頁岩よりも、およそ1500万年ほど古い時代の生物が含まれていることも判明しました。
こうした点から、澄江はカンブリア紀の生物進化を研究するうえで極めて重要な化石産地として世界的に知られるようになりました。
奇妙でユニークな生物たち
澄江からは数多くの化石が発見されており、その中には非常にユニークな姿をした生物も含まれています。たとえば、長い間上下が逆に復元されていたことが後に分かったハルキゲニアや、学会で復元図が発表された際に思わず笑いが起きたともいわれるオパビニアが有名です。
また、カンブリア紀の海で食物連鎖の頂点に立っていたとされるアノマロカリスや、最古の魚類の一つと考えられているミロクンミンギアなども見つかっています。どれも現代の生物とは大きく異なる不思議な姿をしているので、ぜひ画像検索してみてください。
まとめ
澄江の化石産地は、約5億年前の海に生きていた多様な生物の姿を今に伝える貴重な場所です。
保存状態の良い化石が数多く発見されており、生物進化の歴史を理解するうえで非常に重要な役割を果たしています。カンブリア爆発という生命史の大きな転換点を知ることができる世界的にも貴重な世界遺産です。
この記事は雲南省の世界遺産、澄江の化石産地についてのご紹介でした。
こちらの動画もぜひご覧ください。
【今どき中国語BOOK無料プレゼント!】
北京語言大学東京校オリジナル教材を、アンケート回答者にプレゼント!
学校や教科書では学べない最新の中国語が満載です。

【オープンキャンパスのご案内】
中国語をもっと学んで見たい方は、オープンキャンパスへ!
初心者も楽しめる体験授業が受けられます↓
