北京本校について

国際色豊かな北京本校

「小さな国連」と呼ばれる中国随一の国際型大学

北京語言大学は、中国教育部(日本の文部科学省相当)直属の大学で、周恩来総理の下、外国人留学生に中国語教育・中国文化教育を行う高等教育機関として1962年に設立されました。校名の題字は毛沢東主席による直筆で、創立以来、183の国・地域から留学生を受け入れている中国随一の国際型大学です。年間約6,000人の留学生が学び、さまざまな言語や価値観が入り混じる様子から「小さな国連」と呼ばれています。2022年9月には創立60周年を迎えました。

沿革 -北京語言大学50年のあゆみ-

1950 年代
  • 新中国第一代漢語教師王還教授が授業を行い、対外中国語教育が始まる大きなきっかけとなる
1962
  • 外国人留学生高等予備学校を設立
1965
  • 周恩来総理の指示により、外国人留学生高等予備学校の正式名称が「北京語言学院」となる
1970 年代
  • 北京語言大学教師が海外で中国語を教える
1974
  • 毛沢東主席が「北京語言学院」の校名題字を直筆
1975 年代
  • 留学生対象の現代中国語学科(3年制)を設置
1975
  • 鄧小平元主席が北京語言大学教師を接見する
1983
  • 中国教育部の認可を経て、中国最初の対外中国語教育学科を設置
1984
  • 中国教育部の認可を経て、言語科学研究所を設立
1985
  • 北京語言学院出版社を設立
1986
  • 現代中国語修士課程における外国人留学生の受け入れ開始
1989
  • 世界中国語教育交流センターを設立
1990
  • HSK漢語水平考試(中国語能力試験)を開始
2002
  • 「北京語言大学」に校名を変更
2004
  • 海外初の孔子学院を韓国に開設(啓明大学)
2012
  • 北京語言大学バンコク校をタイに設立
2015
  • 北京語言大学東京校を東京・池袋に開学
2017
  • 北京語言大学設立55周年
2020
  • 北京語言大学オンライン卒業式を実施
2022
  • 北京語言大学設立60周年
  • 日中国交正常化50周年

建学の理念

サンプル画像
書:北京語言大学学長 崔 希亮
徳行言語
道徳的な言動を心がける
敦睦天下
世界の平和友好に貢献する
北京語言大学は、「言葉によって平和をもたらし、教養によって友好の橋を架ける」という信念を掲げています。世界各地に赴き言語と教養の力で友好を広め、さまざまな分野でリーダーシップを発揮できる人材を育成するとともに、北京語言大学が長年培ってきた研究の蓄積を広く社会に還元していきます。

校章・校歌


校章は地球を背景に、盾の中に、「語言」の二文字を表す二つの緑のアルファベットが書かれたデザインは、「小さな国連」と言われている北京語言大学を表しており、地球が北京語言大学の国際化を、緑が無限の生命力と活力を象徴しています。