中国世界遺産巡り28 雲岡石窟
中国語・中国文化

山西省の世界遺産・雲岡石窟
こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は山西省の世界遺産、雲岡石窟についてご紹介します。
1500年以上の歴史
雲岡石窟は山西省大同市に位置し、北魏時代の460年に都・平城の西で造営が始まりました。1500年以上の歴史を持ち、中国古代仏像彫刻の代表作として、その後の龍門石窟などに大きな影響を与えました。
現存する石窟は250を超え、大小合わせて5万体以上の仏像が残されています。制作時期によって前期・中期・後期に分けられ、それぞれ異なる様式を示し、インドやギリシャ美術の影響も見られます。
中心人物・曇曜
雲岡石窟の造営を命じたのは北魏の文成帝で、その中心となった僧が曇曜です。彼の詳細は不明ですが、いくつかの伝承が残されています。
曇曜は、仏教を弾圧した太武帝によって滅ぼされた仏教国・北涼の出身とされます。再び弾圧を受けることを避けるため、彼は破壊されにくい仏像を造ろうと工夫しました。
- 材料には堅固な石を選ぶ
- 造営場所は都・平城から拓跋氏の故郷へ向かう道の途中に設定
- 北魏歴代皇帝を模した仏像を造り、後世の皇帝が破壊しにくいよう配慮
写真に残る仏像の中には、北魏初代皇帝・道武帝を模したものもあります。
まとめ
雲岡石窟は、北魏の仏教受容とその後の中国美術に大きな影響を与えた石窟群です。曇曜の工夫や歴代皇帝との関わりを反映した仏像群は、宗教史・美術史の両面から極めて重要な価値を持っています。
この記事は山西省の世界遺産、雲岡石窟についてのご紹介でした。
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