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中国世界遺産巡り11 承徳の避暑山荘と外八廟

中国語・中国文化


【中国語学習者向け】承徳避暑山荘と外八廟——皇帝の夏の都を中国語で学ぼう


こんにちは、北京語言大学東京校です。今回は、中国河北省にある世界遺産「承徳避暑山荘(Chéngdé Bìshǔ Shānzhuāng)」と「外八廟(Wài Bā Miào)」の魅力を、中国語学習者の視点からご紹介します。


承徳避暑山荘とは?——皇帝のもう一つの宮殿
避暑山荘は、清の康熙帝(Kāngxī Dì)が着工し、乾隆帝(Qiánlóng Dì)の時代に完成した中国最大の皇室庭園です。「避暑」とは暑さを避けることを意味しますが、この山荘は単なる避暑地ではなく、王侯貴族や外国使節との会見などの公務も行われた重要な場所でした。皇帝は一年の半分をここで過ごしたとも言われています。


宮殿区と苑景区——皇帝の美意識が詰まった空間
避暑山荘は大きく2つのエリアに分かれています:
宮殿区(gōngdiàn qū):110軒以上の建築物が並び、皇帝の生活と政治の場
苑景区(yuànjǐng qū):自然を模した庭園で、さらに3つの景観に分かれます
湖景区(hú jǐng qū):江南の風景を再現
平原区(píngyuán qū):モンゴルの草原をイメージ
山景区(shān jǐng qū):四季折々の山の景色を楽しめる


皇帝の渋い美学——色彩を抑えた建築美
康熙帝は派手な色彩を好まず、極彩色の使用を控えたため、避暑山荘の建物は落ち着いた色合いで自然と調和しています。その静かな美しさは、皇帝の趣味と思想を反映しており、訪れる人々に穏やかな印象を与えます。


外八廟とは?——宗教と民族の融合
避暑山荘の周囲には、チベット仏教や漢族、モンゴル族など多様な文化が融合した寺院群「外八廟」があります。これらの寺院は、清朝の多民族統治を象徴する建築であり、宗教的・政治的な意味を持っていました。


中国語学習のヒント:歴史・建築・文化を語彙に取り入れよう
承徳避暑山荘を題材にすることで、以下のような中国語の語彙や表現を学ぶことができます:

地名:河北(Héběi)、承德(Chéngdé)
建築:山荘(shānzhuāng)、宮殿(gōngdiàn)、寺廟(sìmiào)
歴史:康熙帝(Kāngxī Dì)、乾隆帝(Qiánlóng Dì)
文化:避暑(bìshǔ)、庭園(tíngyuán)


まとめ:承徳避暑山荘は中国語学習にも最適な世界遺産
歴史、建築、文化が融合した承徳避暑山荘と外八廟は、中国語学習者にとって語彙力と文化理解を深める絶好のテーマです。ぜひ、関連動画もチェックして、視覚的にも学びを深めてみてください!










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