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【職員の独り言】アルのなぞ

中国語・中国文化





こんにちは、事務局の中の人です。

今日は「アル」について。


我々日本人はなぜか中国人ぽさを出すために「~アルよ」と語尾をつけるメディアがあります。漫画、アニメ、漫才などで取り上げられるこのアル、いったいどこからきているのでしょうか? 

江戸時代が終わり鎖国が説かれて一気に外国人が日本に押し寄せていた時代、日本語の語尾、~です、~します、~います、をマスターするのが難しかった外国人に、「とりあえずアルをつけていれば問題なし!」としたのだそうです。

私は中国人です。→ 私は中国人アル
私は商売をしています。→ 私は商売をするアル
私は大阪に行きます。→ 私は大阪にいくアル

確かに、「動詞の原型+アル」でなんでも説明できてしまいます。アルというマジックワードが中国人にすぐに広まったのは言うまでもないですね。

そういえばアルと話す中国人は拳法着のようないわゆる伝統的な衣装に長く垂らしたヒゲとニコニコしているイメージがあります。その時代の中国の格好、話し言葉がそのまま日本人に残ってしまっているのでしょうね。

海外の人が描く典型的日本人のイメージでいうと、さしずめ、ちょんまげ、きもの、かたな、とか、でしょうか? 今そんな日本人はいませんが、海外で日本人の典型的なイメージは今でも根強く残っていますよ。 





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