中国世界遺産巡り51 北京と瀋陽の明・清王朝皇宮
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は遼寧省の世界遺産、北京と瀋陽の明・清王朝皇宮についてご紹介します。
「ラストエンペラー」の舞台
北京の中心にある紫禁城は、明の永楽帝時代の1420年に完成し、その後、明代14人、清代10人の歴代皇帝が約500年間暮らした場所で、現存する中国最大の木造建築物です。大きさは、東西760m、南北960mに及び、9,000以上の建物が建てられています。そして、城門のひとつに、あの有名な天安門があります。ちなみに、映画「ラストエンペラー」の撮影に使われたことでも有名です。
「紫禁城」の名前の由来
「紫禁城」の名前は、天帝が住んでいる北極星を「紫微星」と呼んだことに由来する「紫宮」、「天帝の命により世界秩序に責任を負う天子」の住居である「禁城」の二語を合わせたものです。「禁城」には「庶民が自由に入るのを禁止された城」という意味が含まれています。
故宮博物院
紫禁城は1924年に、「故宮博物院」という名の博物館として公開されました。第二次世界大戦の前後で、収蔵されていた重要な文物を各地に疎開させて保管し、その後一部分は北京に戻りましたが、今日にいたっても全てがもどったわけではありません。現在は、絵画・陶磁器・文書など180万点が収蔵され、2019年の来場者数は1,900万人を突破し、世界最大級の博物館となっています。
この記事は遼寧省の世界遺産、北京と瀋陽の明・清王朝皇宮についてのご紹介でした。
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