中国世界遺産巡り44 梵浄山
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は貴州省の世界遺産、梵浄山についてご紹介します。
まるで天空都市
梵浄山は、少数民族が多く住む貴州省にある世界自然遺産です。梵淨山には多くの貴重な動植物が生息しており、また仏教の聖地としてもよく知られています。また、雲海に囲まれていることが多く、まるで天空都市のような非日常的な風景を見せてくれます。特に、標高2335m の頂上に二つの寺院がある紅雲金頂や、標高2318m のところにあるキノコ石などが有名です。
貴重な動植物
梵淨山には太古の昔から姿を変えていない生きた化石と呼ばれる種が数多く生息し、密林の精霊と呼ばれる貴州キンシコウ、シロクビオナガキジ、オオジャコウネコ、ハイイロシシバナザルなど、国の重点保護動物がいます。植物は、恐竜時代の化石でしか確認されていなかったハンカチノキなど、国の重点保護樹木が生え、世界の同一緯度で唯一の原始植生が完全な形で残っているといわれています。
仏教の聖地
梵浄山は、仏教の聖地でもあり、中国五大名山に数えられています。また、遠い未来に現世に現れて人々を救済するといわれる弥勒菩薩が、この山で修行をしたと伝えられています。梵浄山のふもとには承恩寺というお寺があり、弥勒様の大きな像が祀られています。
この記事は貴州省の世界遺産、梵浄山についてのご紹介でした。
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