中国世界遺産巡り42 五台山
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は山西省の世界遺産、五台山についてご紹介します。
仏教の聖地
五台山は、中国の四大仏教名山のうち、第一位に置かれている聖地です。山西省東北部にあり、東、南、西、北、中の5つの峰に囲まれ、平坦で広い台地を形成しているため、五台山と名づけられました。山中には、紀元4 世紀から19 世紀までの北魏、唐、宋、元など、さまざまな時代に建てられた仏教建築がびっしりと密集しています。
五つの峰
五つの峰は、それぞれ特徴をもっています。東台(望海峰)は雲海にのぼる日の出が美しく、西台(掛月峰)は秋の夜に月見をするのにうってつけ、北台(葉闘峰)は雪景色が美しく、南台(錦繍峰)は草木を鑑賞にふさわしく、中台(翠石峰)は天体観測に最適の場所とされています。
日本人留学生・円仁
794 年、現在の栃木県に生まれ、唐に留学した円仁も、47 歳の時に五台山を訪れています。彼の記した『入唐求法巡礼行記』には、仏教教義を求めて巡礼する日々の詳細だけでなく、唐代の生活と文化、とりわけ一般庶民の状況が克明に描かれています。
この記事は山西省の世界遺産、五台山についてのご紹介でした。
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