中国世界遺産巡り32 武夷山
中国文化

こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は福建省の世界遺産、武夷山についてご紹介します。
ロマンチック
年間350 万人の観光客が訪れる武夷山は、中国で人生に一度は訪れたいとされている観光地の一つです。大人気のコースは、曲がりくねった険しい渓流を下る、九曲渓の筏下りです。岩肌が美しくて美女に例えられた「玉女峰」、その対岸にあり「玉女峰」と恋愛関係にあるとされる「大王峰」、彼らの邪魔をして出会えないようにしているとされる「铁板鬼」など、なかなかロマンチックな物語が、別世界のような景色の中に伝えられています。
お茶の産地
武夷山は烏龍茶の名産地としても知られています。この地のお茶の木は、岩肌に根を張ることから「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」と呼ばれ、独特な香りと味わいが文人などに賞賛され、現在では最高級品の扱いを受けています。また、癖の強い香りを持ち、世界中に熱烈なファンをもつ「ラプサン・スーチョン」という紅茶も、武夷山周辺のものです。
朱熹ゆかりの地
武夷山は古くから景勝地として栄え、有名な人物もたくさん訪れています。その中でも、日本にも大きな影響を与えた朱子学の大成者・朱熹は、特にこの地とゆかりがあります。彼が10 年ほど勉学に励んだ「武夷精舎」には、彼自身が書いたといわれる「遊者如斯」の書が残され、現在でも多くの観光客が訪れています。
この記事は福建省の世界遺産、武夷山についてのご紹介でした。
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