BLCUTブログ

中国世界遺産巡り24 莫高窟

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は甘粛省の世界遺産、莫高窟についてご紹介します。


極楽浄土へようこそ

シルクロードの要所として栄えた敦煌の街から東南に約25 キロ進んだところに、中国三大石窟のひとつ、莫高窟があります。南北約1600m にわたって700 以上の石窟があり、石窟の中に全部で2400 体以上の色鮮やかな仏像が安置され、壁は極彩色の壁画で彩られています。石窟の内部は撮影禁止なのですが、東京藝術大学が作成したレプリカの壁画の動画と解説があったのでご紹介します。とても色彩豊かですよ。



聖なる力
西暦360 年前後、五胡十六国時代の前秦が支配していたこの地で、楽尊という僧が石窟を掘って修行の場としてのがはじまりだといわれています。山が夕陽を浴びて金色に輝くようすに聖なる力を感じ、心を打たれたからだそうです。以降、13 世紀の元代まで、約1,000 年にわたって石窟の建造が続けられました。



多様性?
東西交流が盛んに行われていたこの地では、さまざまな文化、宗教、芸術が混じり合い、独自の世界観を築き上げました。その仏像や壁画は、ギリシア、遊牧民族、インド、中央アジア、中国などの影響を受けた形跡が見られます。多様性が何かと話題になる現代ですが、この時代の人たちはどのように捉えていたのでしょう。とても興味深いです。




この記事は甘粛省の世界遺産、莫高窟についてのご紹介でした。

こちらの動画もぜひ。









【今どき中国語BOOK無料プレゼント!】
北京語言大学東京校オリジナル教材を、アンケート回答者にプレゼント!
学校や教科書では学べない最新の中国語が満載です。
ブログでLINE公式・今どき中国語『汉语Now』



【オープンキャンパスのご案内】
中国語をもっと学んで見たい方は、オープンキャンパスへ!
初心者も楽しめる体験授業が受けられます↓
オープンキャンパス