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中国世界遺産巡り18 承徳避暑山荘と外八廟

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は河北省の世界遺産、承徳避暑山荘と外八廟についてご紹介します。



避暑山荘?
承徳避暑山荘は、別名「承徳離宮」 とも呼ばれ、中国に現存する最大の皇室庭園です。清の康煕帝の時代に着工し、90 年近くかけて乾隆帝の時代にやっと完成しました。避暑山荘とはいえ、避暑のためだけに建てられたのではなく、王侯貴族や外国使節との会見などの公務を行う場所として建てられた山荘でした。皇帝は、一年のうち半分はここで過ごしたといわれています。



宮殿区と苑景区
避暑山荘の敷地は、宮殿区と苑景区とに分かれています。宮殿区は110 軒以上の建築物が並び、苑景区は、皇帝たちが愛した江南の風景を再現した「湖景区」、モンゴルの大草原のような「平原区」、移り変わる自然の景色を楽しめる「山景区」に分かれています。



渋い趣味
避暑山荘の建物は、皇帝の庭園にしては地味に見えるかもしれません。これは、派手な色彩を好まなかった康熙帝が極彩色の使用を控えたからです。建築物はどれも落ち着いた佇まいで周囲の自然とうまく調和しています。避暑山荘を囲む湖に舟を浮かべ、山荘の景色を眺めながらゆったりと皇帝気分を味わってみたいものです。




この記事は河北省の世界遺産、承徳避暑山荘と外八廟についてのご紹介でした。

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