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中国世界遺産巡り17 天壇

中国文化


こんにちは、北京語言大学東京校です。
今回は北京の世界遺産、天壇についてご紹介します。



パワースポット
北京にある天坛は、1420 年に明の永楽帝によって建立されたといわれています。「坛」とは、皇帝が天帝に祈りを捧げ天命を授かる神聖な場所のことで、歴代の皇帝が実際にここで祈祷したそうです。現在では一般公開されていますが、天帝への思いを込めて形や数など細部にまでこだわった建築物は、パワースポットとして人気です。



天圆地方
天坛公园は円と四角でできています。これは中国の「天圆地方(天は円で大地は四角)」という宇宙観を表したものです。公園の中の円で表現されているものは天を表し、四角で表現されているものは大地を表しています。写真の「祈年殿」は、天を表す3 層の円からなり、それぞれが9段の階段でつながっています。


神秘の数字 9
天坛公园の中にある「圜丘坛」という祭壇の石の手すりの数は、下が180、中が108、上が72 とすべて9 の倍数で作られています。祭壇の石板は、内側から9、18、27、36…と9 の倍数を意識して作られており、圜丘坛の石板は全部で3402 枚で、これも9 の倍数。ちなみに3+4+0+2=9 と、各桁の数字を合計しても9 になります。9 という数字の持つ神秘性が当時の人の心をつかんだのでしょう。


この記事は北京の世界遺産、天壇についてのご紹介でした。

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