北京大学医学部ブログ

順天堂医院訪問

医学部ブログ
2019年4月医学部進学コースに入学した学生を対象に、19年末に順天堂医院を訪問させていただきました。訪問のテーマは「国内最先端医療現場体験」です。

当日は、昨年4月新しく院長に就任された高橋和久先生から「アジアの大学ランキングで東大を抜くほどの非常に優秀な学生が世界中から集まる大学ですから、そこで切磋琢磨し中国人だけではなくいろいろな国の人々と友人になって、医学の勉強をすると同時に人間としての教養を是非高めてほしいと思います。そして卒業後は順天堂医院に戻ってきていただきたい」とご挨拶と励ましのお言葉をいただきました。



お話の後先生方の誘導で外来及び病棟見学を行いました。
普段大学病院には患者としてくる機会があまりない学生が、患者としてではなく事業者の立場から病院を客観視することができ大変な刺激になったはずです。
患者ファーストの病院設計、患者を迎え入れる体制の厳格さなど感嘆の声が漏れるほど最先端病院のすごさを実感したことでしょう。




学生は20年2月に北京に渡航します。これから厳しい中にも素晴らしい学習環境が待っています。その環境を有効活用するもしないもそれは本人の意識や努力次第です。
順天堂医院で北京大学医学部卒業生がこれだけ高く評価されていることを常に意識し、北京での学生生活を有意義なものにしてほしいと願っています。