6月27日（火）に北京語言大学東京校 第1回スピーチ大会・文化デーが行われました。
当日は南大塚ホールに在学生が集合し、期待と熱気で開場前からとても盛り上がっていました。

　

更井さん（1年生・日本出身）のピアノ独奏《彩云追月》により開幕。まずは北京語言大学東京校開学からの思い出を写真スライドショーと共に振り返りました。その後、スーツやチャイナドレス・アオザイに身を包んだ在学生4名がステージ上に上がり、元気な声で開幕宣言をしました。今回、福原さん(1年生・日本出身) 、ターニャさん（1年生・イギリス出身）、 サシンドゥさん（2年生・スリランカ出身）、 ハウさん（3年生・ベトナム出身）が司会を担当。流暢な中国語で、スピーチ大会発表者を紹介しました。

　

スピーチ大会では、朗読部門 15名、演説部門 6名が発表しました。皆さん緊張した面持ちでしたが、丁寧に発音し、一生懸命朗読していました。1年生の朗読では緊張で台詞が飛んでしまった発表者に、観客席の学生が「加油！」と声をかける姿が印象的でした。

　　
　

また、演説部門では2・3年生が各々の決めたテーマについて演説し、滑らかで力強い口調で、観客に訴えかけるように堂々とスピーチしていました。

　

今回はスピーチ大会の合間に、様々な文化的演目が行われ、たいへん盛り上がりました。
王さん（2年生・韓国出身）による二胡の演奏《大长今》や、郑さん（1年生・韓国出身）、チャンさん（2年生・ベトナム出身）によるデュエット《小酒窝》には、緊張しつつも精いっぱい発表する演者に客席からあたたかい拍手が起きていました。

　

また、大学内の劇団サークル「夢想家劇社」によるミュージカル《学校に戻ろう》公演は、全編中国語の劇と歌のパフォーマンスで、会場は笑いの渦に包まれていました。中西さん（3年生・日本出身）、ハウさん（3年生・ベトナム出身）、フンさん（3年生・ベトナム出身）、ニンさん（3年生・ベトナム出身）、奈良さん（1年生・日本出身）による中国語のラップと歌はレベルが高く、ロンさん（1年生・ベトナム出身）のブレイクダンスも本格的で会場を沸かしていました。

　　
　

今回のスピーチ大会・文化デーは初めてのイベントでしたが、アットホームであたたかい雰囲気に学生同士の仲の良さが伝わってきました。また、イベントの進行は全て中国語で行われましたが、1年生から3年生まで日ごろの中国語学習の成果が出ており、まるで中国にいるかのような環境で大会を実施できました。
学生の皆さんは、来年のスピーチ大会を目指して、切磋琢磨し、中国語学習に励んでください。加油！